
支援の最前線で学ぶ。
POSSEでは、経験豊富なソーシャルワーカーとともに現場に立ち、相談者の支援や、社会変革に向けた調査/発信を共に行ないたい大学生・20〜30代のインターン(ボランティア)を募集しています。経験は一切不問です。
ソーシャルワークとは何か。
相談者自らが、自分の権利のために声を上げられるように支える。相談の背後にある社会問題を分析し、様々な人と協力しながら、貧困を生み出す社会の側を変革する。それが、私たちが目指すソーシャルワークの形です。
2021年の年末、私たちは埼玉県の大宮区で、ネットカフェや路上で過ごす人にアウトリーチを行い、「行政が用意しているビジネスホテルを利用しませんか」と声をかけて回りました。
窓口で差別的な対応をされた経験などから、行政に不信感がある人も多く、最初は多くの人が利用を拒否しました。しかし、当事者を「一緒に闘って権利を使おう」とエンパワメントしながら共に窓口に行き、当事者とともに窓口の対応を変えさせる中で、次第に制度を利用する人が増えていきました。最終的に、行政が当初用意していた数を上回る希望者が窓口に押し寄せ、交渉の結果、部屋数を増やして対応に当たらせることができました。
このように、ソーシャルワーカーとは、単に相談者の話を聞いたり、制度を紹介するだけにとどまらず、
相談者が権利侵害に対して声を上げられるように支えたり、制度のあり方自体を変えることができる存在なのです。
インターン募集中
POSSEでは現在、経験豊富な相談スタッフと共に相談を受けたり、アウトリーチに参加したり、調査活動に同行してくれるソーシャルワーク・インターン(ボランティア)を募集しています。
通常の相談対応は週3日行なっていますが、インターン生の参加頻度は問いません。月1回からの参加でもOKです。
また、支援活動の経験の有無は一切問いません。高校生から社会人まで、誰でも歓迎です。
<インターンの一例>
・相談業務
-電話相談に同席する
-相談員と話し合いながら、LINE相談に返信する
-生活保護の申請同行に同席する
・調査
-ヒアリング調査を行う
-相談を集計する
・学習
-貧困問題について理解を深める学習会に参加する
連絡先
「とりあえず話を聞いてみたい」
「インターンに関心がある」
という場合は、以下のメールアドレスか、POSSEのボランティア応募用ラインからご連絡ください!
アドレス:volunteer@npoposse.jp
よくある質問
Q1:どれぐらいの頻度で活動できますか?
月1回~でもOKです!
Q2:どのような人たちが参加していますか?
首都圏の高校生・大学生・院生が中心です。大学・学部などは様々です。20代〜30代の若手の社会人メンバーもいます。
Q3:法律の知識などがなくても大丈夫ですか?
大丈夫です。相談を受けるために必要な知識を身につけるための学習会も行なっているため、事前の知識は必要ありません。
Q4:活動場所はどちらですか?
主に東京・下北沢と、宮城県仙台市で活動しています!現在はオンラインでの活動も行っていますので、東京・仙台以外にお住まいの方でも、関心のある方はぜひお問い合わせください。
Q5:活動の日程は決まっていますか?
参加者の都合に合わせて決めています。参加してみたい方はぜひ一度お問い合わせください。
Q6:参加するにはどうすればよいですか?
活動の内容や日程などの詳細をスタッフからご説明させていただきます。まずはLINEかメールでお気軽にご連絡ください!